
刺身店タウン
代表的な活魚刺身の産地である束草の港はいたるところに刺身タウンがある。中央洞刺身店タウンは1970年代の漁村の雰囲気とその時の情の厚さはそのままである。古い看板が永い歳月を物語っているここは、特に生粋の束草の人々が勧める所だ。大浦港はヒラメ、カレイ、ブリなど獲れたての魚を味わうために遠くから訪れるお客さんがとりわけ多い。東海岸全体で見ても活魚市場では規模が最も大きいところで、刺身を安く味わえるだけでなく近隣に雪岳山があって登山も兼ねることができるという点が人気の要因だ。 束草港の北端に位置した東明港活魚刺身センターは美食家がよく訪れる。 天然産だけを取り扱うので良質の刺身を食べることができるということが美食家の意見だ。章沙港は大浦港のように魚を獲って即席で食べる活魚市場ではなく、一般刺身店タウンを成しているのが特徴だ。込み合わず、清潔なおかずが豊富に提供される刺身店を望むならば章沙港が適当だ。